ホームページで集客できない理由とは?7つの具体的な改善ステップを徹底解説

「ホームページを作ったのに、思うように集客できない。」
「訪問者はいるのに、成約に繋がらない。」

こんな悩みを抱えていませんか?

成果がでない原因を調べてみても、たくさんの情報が出てきて「どこから手をつければいいのだろうか・・・」と迷ってしまうこともあるかと思います。

そこで本記事では、ホームページで集客できない原因と、すぐに実践できる7つの具体的な改善ステップを詳しく解説します。

この記事で分かること
  • ホームページで集客できない5つの原因
  • 集客できるホームページにする7つの具体的な手順
  • おすすめの効果的な5つの集客方法

本記事を読むことで、自社の強みと弱点を明確にし、競合との差別化を図りながら集客力をアップさせる具体的な戦略を立てることができます。

ホームページの集客力を向上させたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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目次

ホームページで集客できない5つの原因

ホームページで集客できない原因として、以下の5つがあげられます。

  • ターゲット層が明確でない
  • SEO対策が不足している
  • 専門性や独自性が低い
  • ホームページが使いづらい
  • 集客チャネルが少ない

それぞれ解説します。

ターゲット層が明確でない

集客に失敗する大きな理由の1つは、ターゲット層が明確でないことです。

誰に向けたホームページなのかが定まっていないと、コンテンツが訪問者のニーズに合わず、すぐに離脱されてしまいます。
ターゲットを明確に絞ることで、訪問者が「自分にぴったり」と感じやすくなり、滞在時間が増え、集客効果が向上します。

結果として、SEO評価の向上や、より効率的なマーケティング活動へと繋がります。

SEO対策が不足している

SEO対策は、検索エンジンでの上位表示を目指すために不可欠です。

適切なSEO対策を行わないと、ユーザーがホームページにたどり着けない可能性が高くなります。
SEO対策をする上でよく見られる問題点は、以下のとおりです。

原因結果
タイトルタグやメタディスクリプションの不足検索結果で目立たず、クリックされない
見出し構造が不適切検索エンジンがページの内容を理解できない
コンテンツの質が低いユーザーがすぐに離脱してしまう
内部リンクが不適切ホームページ内の回遊性が低くなり、他のページへの誘導ができない
被リンクが少ない外部からの評価が低く、検索順位が上昇しにくい
キーワードリサーチが不十分ターゲットユーザーが検索するキーワードが特定できず、効果的なホームページを作成できない

SEO対策が不十分な状態が続くと、ホームページの集客力が低下します。

訪問者が期待する情報が得られないと、ホームページの質が低いと感じられ、結果として企業イメージが悪化してしまうこともあります。
そのため、SEO対策を強化し、訪問者のニーズに応えることが必要です。

専門性や独自性が低い

専門性や独自性が低いコンテンツでは、訪問者の興味を引くことが難しく、すぐに離脱されてしまう可能性があります。

ユーザーが求めている情報が不足していたり、コンテンツの質や量が不十分な場合、魅力的なページとは言えません。
自社の強みや独自の視点を活かし、質と量を兼ね備えた情報を提供することが重要です。

たとえば、自社の実績や業界の最新情報に基づいた分析や、専門的な知識を活かした詳細なガイドを作成することで、ユーザーにとっての価値を高められます。

こうした取り組みを続けていくと、ホームページの信頼性が向上し、お問い合わせなどの成果に繋がるでしょう。

ホームページが使いづらい

ホームページが使いづらいと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

使いづらいホームページには以下の特徴があります。

  • ナビゲーションがわかりにくい
  • ページの読み込みが遅い
  • モバイル対応が不十分
  • ページへの導線が不明確
  • フォームの項目が多い

これらの問題はユーザー体験を損ね、ホームページの訪問者が減少する要因となります。

使いやすいホームページに改善するため、以下の対策を実行しましょう。

  • ホームページの構造を整理し、情報を見つけやすくする
  • 画像圧縮とキャッシュ活用でページ速度を改善する
  • スマートフォンやタブレットでも見やすいデザインにする
  • フォームの項目を減らし、入力しやすくする

使いやすいホームページにすることで、滞在時間の延長やコンバージョン率の向上が期待できます。

集客チャネルが少ない

SEOや広告など、1つのチャネルに頼った集客では、十分な成果を得にくくなります。

集客チャネルが少ないと、アプローチ可能な範囲が狭まり、多くの潜在顧客を逃す可能性が高まるからです。
さらに、競合が多様なチャネルを活用している中で、少ないチャネルだけでは競争力も低下してしまいます。

集客の幅を広げるためにも、後述する集客のチャネルも参考に、複数のチャネルを活用することをおすすめします。

集客できるホームページにする7つの具体的な手順

集客効果の高いホームページを作成するための具体的な手順を7つに分けて解説します。

手順は以下のとおりです。

  • 自社分析
  • 競合調査
  • ターゲットを決める
  • コンセプトを探る
  • デザインや訴求、コンテンツ作りの方向性を決める
  • ホームページに反映させる
  • PDCAを回す

自社分析

まず、自社の強みや弱みをしっかりと把握することが大切です。

自社が提供する商品やサービスの特徴、競争優位性、顧客からのフィードバック、過去の集客実績などを詳細に分析します。
顧客の具体的な悩みやお困りごとなどを書きだすのも有効です。

以下の表は、弊社が顧客へのヒアリングの際に、実際に使用している自社分析シートです。

分析を進めることで、他社とどう違うか、どこで強みを発揮できるかが見えてきます。

また、他社のホームページを見ることで自社の強みや特徴が見えてくることがあるので、次に紹介するステップ2の「競合調査」と同時進行で整理するのもおすすめです。

競合調査

次に、競合他社のホームページを詳細に調査します。

競合調査を行う際は、以下の4つの基準で競合を選びましょう。

  • 自社が把握している競合
  • 狙いたいキーワードで上位に表示されるホームページ
  • 業界大手のホームページ
  • 有料ツールで競合性が高いと判断されたホームページ

調査する競合他社が決まったら、マトリクス表を使い、ホームページに載せている内容や用意しているページ、キャッチコピーなどをまとめていきます。

弊社が競合分析をする際、実際に使用しているシートはこちらです。

これにより、競合他社と自社の違いを明確にし、差別化ポイントを見つけることができます。
他社との差別化が成功すれば、顧客は自社に対して強い興味を持つようになり、集客力が向上します

ターゲットを決める

ターゲットを明確にすることで、適切なキーワード選定や内容の最適化が可能になり、効果的な集客に繋がります。

まずは、以下の項目を参考に、具体的なターゲット像を設定しましょう。

  • 年齢層
  • 性別
  • 職業やライフスタイル
  • 趣味や関心事

次に、そのターゲット層に向けたコンテンツを作成します。

ここで役立つのがペルソナ(架空の理想的な顧客像)の設定です。
ペルソナとは、ターゲットよりも詳細に設定された、サービスや商品の典型的なユーザー像を指します。
ペルソナを設定することで、ターゲット層の悩みやニーズに合った情報を発信できるようになり、より効果的にアプローチできます。

コンセプトを探る

ターゲットが決まったら、そのターゲットに共感してもらえるコンセプトを考えます。  

コンセプトとは、全体を貫く新しい視点であり、1行で簡潔に表現されるものです。
ここで混同しがちなものに、「キャッチコピー・アイデア・テーマ」があります。

これらとコンセプトの違いを簡単に説明します。

  • キャッチコピー:事実や特徴を魅力的に伝えるもの  
  • アイデア:新しい発想や創造的な取り組み  
  • テーマ:プロジェクトや作品が取り扱う主題

これに対し、コンセプトは「事実そのものを作り上げる視点」であり、ターゲットに対して価値を生み出すものです。

コンセプトがしっかりしていると、ホームページやプロジェクト全体に統一感が生まれ、メッセージがターゲットに効果的に伝わります。

優れたコンセプトを作るためには、以下の4つの条件が必要です。

1. 顧客目線であること
 誰をどのように幸せにするのかが明確に表現されていること

2.独自性があること
 自社ならではの視点や強みを活かし、他にはない発想を取り入れること

3. スケールが見込めること
 広く人々に共感される可能性があり、将来的に大きく展開できる可能性があること

4. シンプルであること 
 誰にでもすぐに理解できる簡潔な言葉で表現されていること

コンセプトが明確で強力であれば、ターゲットとの距離が縮まり、サービスや事業が多くの人に認知されるようになります。
顧客の心に響くコンセプトを見つけ、長く愛されるコンテンツを展開していきましょう。

参考文献:細田高広「コンセプトの教科書」

 デザインや訴求、コンテンツ作りの方向性を決める

コンセプトに基づき、コンテンツの方向性を決めて、ターゲットユーザーにとって最適なデザインや色味を選びます。
デザインは見た目だけでなく、ユーザーが使いやすいことを意識しましょう。

また、コンテンツはユーザーの悩みを解決する情報を中心に提供し、視覚的にもバランスの取れたページを作り上げることが求められます。

ビジュアルと内容が調和したコンテンツ作りが成功の鍵となります。

ホームページに反映させる

決まったデザインやコンテンツを基にホームページを作成します。

まず、目的に合ったCMS(コンテンツ管理システム)を選び、効果的なコンテンツが作成しやすい設計にします。
読みやすいフォントや適切なカラー配色を選ぶことで、訪問者の興味を引きやすくなります。
また、ナビゲーションは直感的でわかりやすく、ユーザーが必要な情報にすぐにアクセスできるよう工夫しましょう。

CMSの選定からデザイン、ナビゲーションまで戦略的に取り組むことで、魅力的で使いやすいホームページを構築できます。

PDCAを回す

ホームページを作成した後も、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回し続けることが重要です。

Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのツールを使って、ユーザーの行動や集客状況を定期的にチェックします。
まずは、下記の基本的な指標を確認してみましょう。

ツール項目チェックポイント得られる効果
Googleサーチコンソール検索クエリよく検索されるキーワードを把握し、コンテンツを改善するユーザーが検索する言葉に合わせたコンテンツを作成でき、SEO効果を高める
掲載順位重要キーワードの順位変動を確認し、SEO施策を調整するキーワードごとの効果を把握し、検索順位を向上させる施策を取る
クリック率(CTR)タイトルやメタディスクリプションの改善を確認する検索結果からのクリック率を高め、訪問者数を増やすことができる
Googleアナリティクスユーザー数ホームページ訪問者数の推移を確認するホームページのアクセス数を把握し、集客施策の効果を確認する
セッション数訪問回数の推移を確認し、改善点を探る再訪問者の増加を図ることで、ホームページのファンを増やす
コンバージョン率目標達成(購入や問い合わせ)の状況を確認する目標に対する達成度を確認し、ホームページの収益性を高める

チェックしたデータに基づいて、コンテンツやデザインを改善すれば、より効果的に集客できるようになります。

継続的に改善を続けて、集客力の高いホームページを作り上げていきましょう。

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おすすめの効果的な集客方法5選

ここでは、効果的な集客方法として下記5つの方法をご紹介します。

  • SEO
  • 広告
  • SNS
  • MEO
  • メールマガジン

SEO

SEOとは、検索エンジンの結果ページで上位に表示されるために、ホームページやコンテンツを最適化する手法です。
具体的には、適切なキーワードの選定やメタデータの最適化、内部リンクの整理などを行います。
これらの対策により、検索エンジンからの評価が高まり、上位表示が期待できます。

さらに、外部リンクの獲得や質の高いコンテンツを定期的に更新することで、ホームページの信頼性が向上し、訪問者の増加に繋げられます。
SEO対策はどれかひとつやったら終わりではありません。
定期的な見直しを続けて、読者に寄り添ったホームページに育てていきましょう。

広告

オンライン広告は、短期間でお客さんを集めたいときに非常に効果的です。

例えば、Google広告やMeta広告を使うことで、特定の年齢層や興味を持つ人に直接アプローチができ、見込み客に最適な広告を届けることができます。

広告の料金は、クリックごとに支払う方法や、広告が表示された回数に応じて支払う方法があり、状況に応じて使い分けが可能です。
また、広告の文や画像をターゲットに合わせて最適化することで、より多くの関心を引き、成果を上げることが期待できます。

SNS

SNSは、顧客とのつながりを深めるための強力なツールです。

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などのプラットフォームを活用することで、ブランドやサービスの情報を効果的に発信し、認知度を高め、フォロワーとの関係を深めることができます。

それぞれのプラットフォームの特徴を紹介します。

Instagram

視覚的に魅力的な投稿を定期的に行うことで、ブランドイメージを強化し、フォロワーの興味を引きつけます。

Facebook

友達申請を通じて、リアルな繋がりを重視しています。

既存顧客のリピート率が高まりやすく、自社の取り組みをさりげなく伝えることが可能です。

X(旧Twitter)

リアルタイムでの情報発信やトレンドを活用することで、広範囲のユーザーに短期間でメッセージを届けることができます。

フォロワーとのコミュニケーションを通じて信頼関係を築くと、シェアや口コミによる自然な拡散効果が期待できます。

また、SNS広告やインフルエンサーとの連携を活用することで、より多くの関心を集めることができます。

MEO

MEOは、地域に根ざしたビジネスに非常に効果的な集客方法です。

Googleマイビジネスに正確なビジネス情報を登録することで、地図検索結果に表示されやすくなり、地域からのアクセスが増加します。

MEOのポイントは次のとおりです。

  • 営業時間や住所など、基本情報を最新の状態に保つ
  • 顧客からのレビューに返信することで、信頼を築く
  • 店舗や商品の写真を掲載することで、視覚的にアピールする

MEOはSEOと組み合わせて使うことで、さらに効果が高まります。
SEOでホームページの検索順位を上げ、MEOで地域検索結果を強化しましょう。

メールマガジン

既存顧客や見込み客に、継続的にメールマガジンを送ることは非常に有効な集客方法です。

パーソナライズされた内容を送ることで、顧客との関係を深め、リピート率を向上させることができます。
また、購入履歴や行動データを活用して、受け取り手に合ったコンテンツを提供することで、より効果的なコミュニケーションが可能です。

ただし、メールマガジンを送る場合は、受信者が自らの意思で配信を希望している必要があります。
お役立ち資料のダウンロード時に、メールマガジンの送信について同意を得ることが望ましいです。
購読解除が簡単にできる設定にしておくことも忘れないようにしましょう。

まとめ

本記事では、ホームページで集客できない主な原因と、集客できるホームページにするための7つの具体的な手順を解説しました。

特に重要なのは、自社や他社分析を基に、勝てるコンセプトを見つけることです。
そのコンセプトを基に、ターゲット層のニーズに応える具体的な戦略を立て、効果的なコンテンツを作成します。

適切な対策を継続的に行うことで、訪問者の満足度が向上し、結果として集客力アップに繋げられます。
集客力の高いホームページを目指して、前向きに取り組んでいきましょう。


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